猫と暮らしたい基礎知識生活環境としつけ問題行動と危険健康管理と病気猫の不思議愛猫エッセイ写真

動物愛護法を知っておこう

 動物愛護法がどんなものかをご存知の方は、そう多くはないと思います。でも、「飼っているペットを捨てたら50万円以下の罰金」と聞けば、無関心ではいられないでしょう。

 

 動物愛護法は正式には「動物の愛護及び管理に関する法律」といい、2000年12月にそれまでの「動物の保護及び管理に関する法律」を改正して施行されました。その目的・理念は、動物の側に立って、劣悪な動物の環境を改めると共に、動物の虐待や遺棄を防ぐことです。 この改正によって、動物を殺したり傷つけたりすると課される罰則が、「一年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金」と重くなりました。

 さらに2012年6月からは、動物の展示、販売などを行なう業者に対する規制や義務に関する法改正を行い、動物愛護の精神を法律的にもさらに一歩前進させました。

 なお、なおこの法律で対象となる動物は、牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、猫、イエウサギ、鶏、イエバト、アヒル、及び、人が飼育している哺乳類、鳥類と既定されています。つまり、私たちが飼育可能な温血動物は、すべて動物愛護法によって守られるということです。

猫や犬の飼い主が守るべきこと

 動物愛護法は、責任を持ってペットを育てることを義務づけています。そして違反者には次のような罰則が設けられています。

動物の愛護及び管理に関する法律(抜粋)

第四四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

2  愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行つた者は、五十万円以下の罰金に処する。
 
3  愛護動物を遺棄した者は、五十万円以下の罰金に処する。

 これを軽いと感じるか、それとも重いと感じるかは人それぞれでしょうが、安易に犬猫を飼って後に責任放棄することの重大性は、十分に納得されるのではないでしょうか。

 いずれにしても、一次的な気持ちで行動を起すのではなく、猫にとっても自分や家族にとっても、将来にわたって幸せに暮らせるかどうかはじっくり考える必要があるでしょう。

  TOP  HOME