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猫のトイレと排泄のしつけ

 
 猫は生後1ヶ月を過ぎると、自力でトイレを使えるようになります。特にしつけようとしなくても、決まった場所で用を足して、砂をかけるようになるのは、それが猫の習性だからです。ただし本来、猫は気ままにどこでも用を足していたわけですから、砂のある場所が他にないため、やむを得ず順応しているのだと考えるべきでしょう。

 母親と一緒に2~3ヶ月室内で生活した子猫を譲り受けた場合、すでに猫としての基本的な習性を身につけていますから、排泄のしつけは楽です。そこがトイレであることを認識させればよいわけです。とはいえ、猫ちゃんが快適と感じるトイレの環境は作ってあげなければなりません。トイレが気に入らないと、他の場所で排泄行為をすることもあります。次に、初めて猫が家にやってきたときの、快適なトイレ作りのポイントをまとめました。

トイレの場所

 トイレは、トイレ容器にトイレ用の砂を入れて、決まった場所に置きます。子猫の場合は、なるべく食器や水、寝床を置いた場所の近くで、落ち着ける場所がよいでしょう。成猫になれれば遠くても大丈夫ですが、どこが落ち着くかは猫の性格などによっても異なります。人がよく通る場所や、音のうるさいところは避けたほうがよいでしょう。

トイレと砂について

 トイレはホームセンターなどで売っているプラスチック製の猫用トイレが便利で、臭いを漏らさないふたつきのものや、足の裏についた砂を取るためのマットつきのものもあります。
 トイレ用の砂にはいろいろあり、おしっこがしっかり固まるもの、多少の消臭効果があるもの、生ゴミと一緒に出せるもの、家庭で燃やせるもの、水洗トイレに流せるもの、などがあります。幾つかの要素が組み合わさっていますが、基本的には砂を取り替える際の始末の方法を中心にして選ぶことになります。なお、砂の形状は細かいほうが猫ちゃんのお好みのようで、原料が鉱物系、木、紙の順だそうです。しかし、それぞれに一長一短があります。

初めての子猫ちゃんの「しつけ」

 猫を譲ってもらった場合は、それまで使っていたトイレ砂をもらって混ぜると、自分の排泄物のニオイが分かりますから、自分のトイレと認識しやすくなります。
 はじめは子猫ちゃんの様子をよく観察し、そわそわし始めたらトイレに連れてゆき、容器の中に入れてやったりします。一度、そこでおしっこやウンチをすれば、次からは放っておいてもそこでするようになります。「しつけ」というほどのものではありません。

きれい好きな猫ちゃんのために

 猫はきれい好きですから、トイレの排泄物はこまめに取り替えます。排泄物の周囲の汚れた砂も含めて多めに取り替えるとよいでしょう。また、砂をかけるときに周囲に飛び散ったり、足裏について床に落ちたりした砂なども、不衛生ですから、きれいに掃除してください。
 何度か取り替えていると、容器の砂全体にニオイがついて、見た目にも汚れてきます。そのため、いったん全部砂を捨てて容器を洗い、熱湯消毒をすると快適なトイレに戻ります。

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