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気品と魅惑の造形
 ―ペルシャア猫、シャム猫、ヒマラヤン

ペルシャ

チンチラ シルバー ペルシャ猫は、昔から洋猫の代表として人気を集めてきました。長くてやわらかな毛に覆われたその姿と、愛らしい目で魅了します。

 ペルシャの名がついていますが、原産国はアフガニスタンとトルコで、イギリス人が19世紀後半に両者を交配してつくったものです。毛色と模様は30種類以上あるといわれ、70種近い内種があります。チンチラもその一つで、その他にブルークリーム、トーティポイント、ブルー、クリーム、ブラック、タビーなどがあります。ちなみに左の写真はチンチラシルバー」です。

 性格は大変おとなしくて、あまり活動的とはいえません。どちらかといえば色の混じっているペルシャ猫のほうが比較的活発だといわれます。

シャム

 

 昔からポピュラーな洋猫で、今もその独特の造形から人気があります。
 19世紀中頃に英国に出現した種類ですが、原産国はその名のとおりシャム(タイ)。タイ王宮の秘宝とされた猫をイギリスに持ち出して改良したものです。

 シャムの特徴は、白っぽい体の末端(耳、口、足、尻尾)に色の濃い部分(ポイントカラー)がぼかすようについていることです。個性的な造形で、気品があり、動作は俊敏です。ただし、性格がきつく、活発過ぎるところがあり、それは目の表情にも表れています。世界中で高い人気。

ヒマラヤン

ヒマラヤン まずは名前の由来から。ヒマラヤンといってもヒマラヤ地方にはまったく関係ありません。ペルシャ猫に、シャム猫の美しいポイントカラーを加えたらどうなるか? こんな遺伝学者の興味から、交配して生まれたのがヒマラヤンで、シャム(タイ)とペルシャ(イラン)の中間に位置するヒマラヤをとって名づけられました。

 左の写真のように、体形はペルシャで、ポイント(模様)はシャムというわけですが、性質もボディ同様にペルシャ的で、おとなしく人に慣れやすいのが特徴です。声も、シャムのように大きな声で鳴かず、両者の中間というよりはペルシャ寄りといえます。
 日本ではペルシャ猫に近い人気で、ベストテン入りしています。

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