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猫の食事と栄養

 猫と人では必要な栄養素が異なる上、人が普通に食べる食材が猫には有害になることも少なくありません。猫の食事と栄養、カロリーなどについて、分かりやすくまとめました。

「猫の食事と栄養」の内容

猫に必要な栄養素は?
 猫に必要な5つの栄養素、たんぱく質(アミノ酸)、脂肪(脂肪酸)、炭水化物、ビタミン、ミネラルについて、留意すべきことを順番に説明しています。

猫に適した食べ物と与え方
 猫に適したとはどんなものか? いわゆる「猫まんま」はどうなのか? 肉、魚、乳製品、穀類、野菜、加工食品、猫草、市販のキャットフードなどに分けて、注意点をまとめました。

猫の食事の与え方/回数、好き嫌い…
 猫の食事の与え方について、「猫の食事回数は1日何回がいいのか?」「好き嫌いを直すにはどうするか?」などの疑問について説明しています。

猫に与えてはいけない有害な食べ物
 ユリ科の植物、ナス科の植物、タコ・イカ・エビ類の刺身などは猫にとっては有害な物質を含み危険。また、塩分、リン、マグネシウムの過剰摂取にもご注意が必要です。

猫に必要なカロリーと体重管理
 メタボは猫にとっても心臓や内臓、泌尿器系の病気を引き起こす原因となります。健康な猫の1日の必要カロリーは、体重1g当たり80kcalが目安。体重管理は重要です。

猫草は必要? 猫が葉っぱを食べる理由
 猫草を好む猫がいますが、必要なのでしょうか? 猫が葉っぱを食べる理由は、毛玉対策、ストレス解消、胃腸を整える、不足しがちな葉酸を摂る…などが考えられています。

猫がイカを食べると本当に腰が抜ける?
 猫がイカやタコなどを食べると危ないといわれますが、実際、古いイカはビタミンB1不足を招き、嘔吐や脱水などの症状が出ます。また新鮮でも消化不良を引き起こすのでご注意。

人と猫との必要な栄養素の違いを理解しよう

 猫に必要な栄養素は、人や犬などの動物と同様に、5大栄養素のタンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルです。しかし、人や犬と必要な量のバランスが異なる上、体内で合成できる栄養素の種類も異なります。そのため、猫にとってバランスのとれた食事を与えないと、さまざまな欠乏症や過剰摂取による病気になりかねません。

 人と暮らす以前の猫は、乾燥地域に住む肉食動物でした。そのため、水が少なくても生きられるように体内で水を有効利用し、濃い尿を出します。猫の病気で腎臓病が7~8割も占めるのはそのためで、塩分のとりすぎには十分気をつけなければなりません。基本的には人間の食べる食事を与えるのは、塩分摂取量が多くなるため、やめたほうがよいでしょう。

 野生の猫はねずみや小鳥などの肉だけを食べて生きてきました。だからといって、肉と魚だけの食事を与えればよいかというと、それでは栄養不足になってしまいます。野生の猫は獲物を内臓や軟骨まで丸ごと食べることによって、肉の部分にはない必須栄養素を摂取しているのです。

 また、人間には無害な食べ物でも、猫には有害な物質を含んだものも少なくありません。キャットフード以外の食事を与えるときには、十分な注意が必要です。

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