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あ!カーテンが、カーペットが…最初の猫害

バスケットの中でごきげん
 「バスケットの中でごきげん」

 猫と暮らし始めたその日から、インテリアへの被害は始まった。最初にターゲットとなったのはカーテンである。突然、興奮したJINはレースのカーテンに飛びつき、一気に上までよじ登ったのだ。呆気にとられている間もなく、カーテンは見事に縦に引き裂かれた。我が奥さんの顔色がみるみる変わる。
 
 もともと猫を飼うことに関して、私と娘に比べてさほど熱心ではなかった妻は、JINが野性を発揮するたびにカリカリする。猫と暮らすということはこういうことなのだという現実が、なかなか受け入れられないのだ。

 我が家に慣れるに従って、JINの行動はエスカレートする。爪とぎ用の段ボールの板を用意するも、それにおかまいなしにカーペットを容赦なくひっかく。それもわざわざリフォームした新しいほうがお気に入りのようである。毛足の長さ、硬さなど微妙な違いが、被害に遭うかどうかの分かれ目になる。

 毛足が短く刈りそろえられた青緑色のカーペットは、愛猫の爪とぎによって、あちこちがまだらな人工芝のようになってしまった。いくらの損害か、などと考える気も起らない。1週間ほどであきらめの境地に達した。ペットショップで外国産の純血種を買ったのだ、と思えばよいではないか。

JIN写真-満5カ月

視線
「視線」

猫同士がじっと見つめ合うのは、どちらが強いかお互いに値踏みしているらしく、ケンカになりかねない。
でも、JINは見つめあっても穏やかな目で、カメラ目線もよくする。これも家族の証か。
仰向け
「仰向け」

一緒に暮らし始めて1カ月を過ぎると、次第に大胆なポーズが多くなる。踏まれる心配などしていないようだ。

子猫の独り言

 ここの家族は、ボクが動くものにすぐ反応することを知っていて、いろいろなおもちゃで遊んでくれるのでうれしい。特に小さなネズミのおもちゃを追いかけるのは、最高に興奮するなあ。

 あとで知ったんだけど、ミニネズミには本物のウサギの毛が使われているんだって。だから思わずガリガリと噛みつぶさずにはいられないんだな。そのため、たちまちネズミは原形をとどめなくなってしまって、これでは少し興ざめだ。でも、なかなか新品を出してくれず、ティッシュペーパーを丸めて銀紙に包んだもので代用されることもある。ネズミに比べると興奮度は半減するけど、まあ遊んでくれないよりはいいか。

 十分に休息を取った後、家族全員がそろったりすると、なぜか体中からエネルギーが湧いてくる。そんな時は狭い部屋を猛ダッシュし、カーテンを一気によじ登るんだ。カーテンレールの近くまで登ったら下を眺め、どこに飛び降りようかと慎重に着地点を探すのも、ボクにとって大事なこと。このスカッとした達成感を、なぜ人間は止めるのか、ボクにはわからないね。もしかして、ボクの身体能力のあまりの素晴らしさに嫉妬をしているのかな。

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