猫を飼う幸せ基礎知識生活環境としつけ問題行動と危険健康管理と病気猫の不思議愛猫エッセイ写真

先住猫vs新入り子猫―奮闘50日

 これは「二匹目の猫の注意点/相性が悪いときは」の続編ともいうべき実録レポートです。

 9歳のオス猫と暮らしていた当サイト管理人は、生後4か月のメス猫を迎い入れました。これは、その日から始まったさまざまなゴタゴタから、何とか我が家の平和を取り戻すまで、約50日間の記録です。   (2018年2月・管理人)

 

1.なぜ二匹目の猫か?

 二匹目の猫が欲しいと思う方にはどんな理由があるのでしょうか? 人それぞれだと思いますが、考えられる理由は次の3つです。

①人間の家族の中に猫が「ひとり」ではかわいそう。
②猫の年齢が平均寿命に近づき、愛猫が死んだら寂しすぎる。
③もっと賑やかなほうが、家の中が明るくなる。

 管理人の場合は②が主な理由で、①の要素もほんの少しあります。でも、満9歳の先住猫はおそらく、家族の中に溶け込み、半分くらいは「人間のつもり」でいるかもしれません。「一人猫はかわいそう」には実感が伴いません。

2.ノルウェージャンフォレストキャットとの運命的出会い

ノルウェージャンフォレストキャット 近くのホームセンターの中に犬猫専門のペットショップがあり、買い物ついでによくのぞいていました。20万円前後もする高額な猫など、買うつもりは毛頭ありませんでしたが、猫好きの私としてはロシアンブルー、ノルウェージャンフォレストキャット、マンチカン、トンキニーズなどの外国産猫を眺めるのを楽しみにしていました。中でもノルウェージャンフォレストキャットが入荷されたときはうれしかったものです。ヒマラヤンやトンキニーズと並んで、私のお気に入りの種類だったからです。

 ある日、その店で見るのは3匹目のノルウェージャンフォレストキャットを見つけた瞬間、私はその優雅な美しさに胸騒ぎを覚えたのです。3回ほど鑑賞した後、そのことを同居する娘に話すと、売却されないうちにその猫を見たいということになりました。その時すでに、私たち二人は口には出しませんでしたが、「ノルウェージャンを我が家に迎えたい」というぼんやりとした気持ちを胸に秘めていたのです。

 *トンキニーズ: バーミーズ(シャムとミャンマーの混血)とペルシャネコを交配した猫。

3.「シャー」の威嚇合戦で始まった初対面

 

 さて、くだんのメス猫と初めて対面したとき、娘は「この猫は絶対に他人に渡したくない」と思ったそうです。私のほうはというと、その場ですぐ購入予約をしようと決意していました。そして一週間後、父娘が一目惚れしたノルウェージャンフォレストキャットが我が家にやって来たわけですが…。

「シャー」 「シャー」

 新入りの子猫ちゃん(LUNA)をケージに入れ、先住猫のJINを連れてきたとたん、威嚇合戦が始まりました。ある程度覚悟はしていましたが、想像以上の激しさです。どうにも収まりそうもないので、ケージを2階の私の寝室に移し、しばらくふたりを隔離することにしました。一階と二階での個別飼育の始まりです。  (つづく


〔続編の内容〕 
4.並外れた敏捷性に圧倒され、怖気づいた先住猫
5.強い心を取り戻した先住猫。今度は新入りが危ない…
6.未熟な子猫対策と、先住猫の心のケア

  TOP  HOME